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校長メッセージ

聖ドミニコ学院小学校 校長
森 研二

聖ドミニコ学院小学校 校長 森 研二

子供たちの可能性を信じて 2026年7月

初夏の光が校庭にやわらかく差し込み、子供たちの声がいっそう明るく響く季節となりました。夏休みまで1か月を切り、子供たちは日々の学びや行事を通して、大きな歩みを重ねております。

2026年度の学校生活が4月からスタートし、運動会、写生会、花山合宿といった大切な行事を終え、特に本校の特色であるたてわり活動においては、上級生が下級生を思いやり、下級生が上級生を敬いながら、共に助け合う姿が見られました。互いに違いを認め合い、一つの目標に向かって力を合わせるその姿に子供たちの成長を感じました。

さて、今年はサッカー・ワールドカップが開催され、日本代表は昨年度に引き続き決勝トーナメントに進出するという素晴らしい成果を収めました。その背景には森保一監督の深い信念と努力がありました。森保監督は、限られた時間の中で選手たち一人ひとりの力や特長を生かしながらチームを作り上げていきました。その過程では、多くの選手がそれぞれの立場で日本代表を支え、仲間を励ましながら力を尽くしてきました。最終的に大会に臨むメンバーは限られますが、その一人ひとりの歩みと努力が、チーム全体の力となって結実したことは言うまでもありません。そこには、互いを尊重し合い、チームのために尽くそうとする姿があったことでしょう。

監督はまた、「目の前の一日一日を大切にし、できることを積み重ねることが大切だ」と語っています。その言葉どおり、日本代表はどんな相手にも臆することなく挑み、最後まで諦めない姿勢を貫きました。その姿は、多くの人々に勇気と希望を与えてくれました。

私たちの学校生活もまた、日々の小さな努力の積み重ねの中にあります。毎日の学習、友達との関わり、役割を果たすこと等一つひとつが自分自身を形づくっていきます。そして時には自分で選び取らなければならない場面もあります。楽な道ではなく、正しいと思う道を選ぶこと。人のために一歩踏み出す事。その積み重ねが、やがて大きな実りとなって現れるのだと思います。

カトリック学校において私たちが大切にしているのは、「神様から与えられた賜物を生かし、人のために用いる」という生き方です。それは決して特別なことではなく、目の前の人に優しくすること、与えられた役割に誠実であること・・・そのような日常に表れていきます。森保監督が一人ひとりの選手を信じ、その力を引き出そうとしたように、私たちもまた、子供たちの一人ひとりの可能性を信じ、共に歩んでいきます。

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