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校長メッセージ

聖ドミニコ学院小学校 校長
森 研二

聖ドミニコ学院小学校 校長 森 研二

仲間と共に輝く運動会 2026年6月

5月の爽やかな風の中、子供たちは運動会へ向けて、日々力いっぱい練習に取り組んできました。そして、いよいよ運動会が5月30日に行われます。校庭には、友達と声を掛け合いながら励まし合う姿や、何度も繰り返し挑戦する真剣な表情が溢れています。

今年の運動会のスローガンは「瞬輝挑戦~仲間の絆で全力パワー勇気りんりん最幸の運動会~」です。数多くの素晴らしい候補の中から選ばれたこの言葉には、子どもたちの願いと決意が生き生きと込められており、その豊かな発想には驚かされます。

本校の運動会はたてわりのチームで行われ、6つのチームがそれぞれ目標を掲げています。どのチームの目標もよく考えられており、仲間を思う心と挑戦する勇気に満ちています。

例えばホワイトホースチームは「勇往邁進 白馬の如く かけ抜けろ 主役は君だ」という力強い目標を掲げました。その言葉には、恐れず前に進もうとする気概と、一人ひとりが主役として輝こうとする誇りが表れています。その純粋さと力強さには心を打たれます。

運動会は、ただ勝敗を競うだけの場ではありません。仲間と力を合わせること、思い通りにいかない中でも前に進む続けること、そして互いを思いやる心を育てる大切な機会です。それは神様からいただいた一人ひとりの賜物を生かしながら、共に歩んでいく喜びを知る時でもあります。

私自身、小学生の頃の運動会で忘れられない出来事があります。昭和の話ではっきりとは覚えてはいないのですが確か4年生か、5年生だったと思います。徒競走でもう少しで1位というところで、転倒してしまいました。しかしその時、「大丈夫か」「最後まで頑張ろう」と声をかけてくれた友達がいました。その言葉に励まされ、再び立ち上がり、最後まで歩きながらゴールすることができました。

私はその経験を通して、結果の良し悪しではなく、人に支えられることの温かさこそたいせつなものであるということを改めて感じました。聖書の中でイエス様は「互いに愛し合いなさい」と教えておられます。この愛は特別なことではなく、日常の思いやりとして表れます。子供たちはそれぞれに違った良さを持っています。その違いこそが神様から与えられた尊い賜物です。それらを認め合い、共に力を合わせるとき、学校は豊かな共同体となっていきます。

運動会当日、思い通りにいくこともあれば、悔しい思いをすることもあるでしょう。しかし、そのすべての経験が子供たちの心を育て、これからの歩みを支える力となります。どうか子供たちが、「瞬輝挑戦」のスローガンのもと、一瞬一瞬を大切にしながら、自分の力を精一杯発揮し、仲間との絆の中で「最幸の運動会」を作り上げることができますように。

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