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校長メッセージ

聖ドミニコ学院小学校 校長
森 研二

聖ドミニコ学院小学校 校長 森 研二

入学・進学に寄せて 2026年4月

新しい春の訪れとともに、新学期が始まりました。校舎前の桜も子供たちの新しい出発を祝福しているかのようです。本日、始業式ならびに入学式を迎えることが出来ましたことを、心より神様に感謝致します。新一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。また、進級した在校生の皆さん、新しいスタートを心から祝福いたします。保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。皆様の温かい支えがあってこそ、子どもたちは安心して学び、挑戦し、大きく成長していくことができます。私たち教職員も、保護者の皆様とともに、お子さまの明るい未来を支えていけるよう努めてまいります。

この数年、私たちは多くのスポーツ選手の活躍には心を動かされてきました。世界で活躍する大谷翔平選手は、世界最高峰の舞台でありながら、決して慢心することなく、日々の努力を重ねています。成功の裏には、私たちの目には見えない数えきれないほどの失敗や葛藤があったことでしょう。それでも前を向き続ける姿は、多くの人に勇気を与えています。

また、冬季オリンピックで活躍した選手たちも、厳しい寒さや限界に挑みながら、自分自身と向き合い続けてきました。結果だけでなく、そこに至るまでの歩みこそが真の価値だと言えるでしょう。勝った人も、思うような結果を出せなかった人も、その経験はかけがえのない財産として心に刻まれていることでしょう。

聖書には、神様が私たち一人ひとりに異なる能力「タラント」を与えてくださっている、という教えがあります。運動が好きな人、絵が得意な人、友達の話をよく聞ける人、静かに物事を考えることができる人。それぞれが与えられた「タラント」を大切にし、伸ばしていくことが神様の望みです。他人と比べる必要はありません。大切なことは「昨日の自分より、今日の自分が一歩成長しているか」という問いを持ち続けることです。

新学期は、お子様一人ひとりにとって、新たな挑戦を始める大切な機会です。失敗を恐れず、自分なりに一歩を踏み出しながら、さまざまな経験を重ねていってほしいと願っております。思うようにいかない時には、友達や教職員、そして神様の存在を感じながら、支えに目を向けてほしいものです。互いに支え合い、語り合い、ともに歩む中で、子供たちは大きく成長していきます。

本校は、学びの場であると同時に、心を育てる場でもあります。日々の学校生活の中では、楽しいことばかりでなく、時には意見が合わなかったり、気持ちが沈んだりする場面もあるかと思います。そのような時こそ、自分の心と向き合い、相手の立場を思いやることの大切さを学ぶ機会になると考えています。神様は、困難の中にこそ成長の種を用意してくださっていると、私たちは信じています。

学校生活を通して出会う友達や教職員との関わりは、お子様の人生において大切な宝物となります。挨拶を交わすこと、感謝の気持ちを言葉にすること、小さな親切を積み重ねることは、周囲の心を温かくすると同時に、お子様自身の心を豊かに育てていきます。

この一年、お子様が自分の可能性を信じ、一日一日を大切に過ごしていけますよう、教職員一同、心を込めて寄り添ってまいります。神様はいつもお子様一人ひとりを見守り、歩む力を与えてくださっています。ご家庭と学校とが手を取り合い、励まし合い、祈り合いながら、新しい学年を希望と喜びに満ちたものとしていくことができればと願っております。

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