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校長メッセージ

聖ドミニコ学院小学校
校長

土井 智子

聖ドミニコ学院小学校 校長 土井 智子

共に ~2020年度の幕開け~ 2020年4月

暖かい春の日差しに囲まれて、2020年度がスタートします。お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。今年の4月を皆様はどのような思いで迎えたのでしょう。

2020年は、東京オリンピック開催を予定されていた年でもあったので、今年の年明けは期待に満ちたものでした。けれども、最初は新型コロナウィルスを対岸の火事のような趣で見ていた人も、世界各地に拡がり、感染症に罹患した方々が増え続けていく現状に焦燥感を抱きつつあります。春の訪れとともに、ウィルス感染は終息に向かうのではないかと抱いた淡い期待は、連日の感染者増加の報道の前にものの見事に消し飛ばされました。そのような状態で東京オリンピックの延期が伝えられた時、それは仕方がないと思いつつ、選手はどんな思いでこのニュースを聞いたのだろうと胸が痛みました。延期のニュースと共に伝えられた選手のインタビューの中に、「オリンピックを待つ楽しい時間をもう少し長く与えられたのだと思い、その時間を大切にします。」というものがありました。ともすれば暗くなる雰囲気を少しでも明るくしよう、物事をポジティブにとらえていこう、とするスポーツマンの姿がそこにはありました。

3月2日から臨時休校となり、そのまま春休みに入った学校に、小学生が訪ねてきました。新聞を手渡ししてくれながら「ぼくの川柳が載っています。」と教えてくれました。その川柳とは…

    休校で 母はがんばり 子はひまだ

最初に読んだとき、思わず吹き出してしまいました。休みを過ごす子供と、家族の姿が見えてくるようです。ユーモアあふれる川柳に心がほっこりしてきました。繰り返し、繰り返し読んでいるうちに力がわいてくるのを感じました。

考えが悪い方にばかり向かい不安になる時、若者や子供の声はどれだけ活力を与えてくれるでしょう。いろいろなことがあっても、『大丈夫』と前を向いて歩きだすことができます。コロナ感染症とそれに関連する問題はまだまだ続きそうです。でも、子供たちの笑顔に支えられ、そして子供たちの笑顔を守るため、聖ドミニコ学院小学校は一致団結して2020年度の幕を開けます。希望をもって進んでまいりましょう。

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