人間関係を構築する「たてわり活動」
同級生との生活も集団生活の規範を学ぶ重要な機会ですが、自分と異なる学年の子供と接することで得る気づきも重要です。
本校では、当然のこととして自主的に、上級生が下級生の面倒をみています。それは、「今まで自分が上級生にしてもらったことを下級生にする」という単純なことから生まれています。
兄弟姉妹や、歳の違う近所の友達が少ない今日、校外合宿や運動会などの全学年が参加する行事に、1~6年生の縦割り編成を積極的に導入し、異年齢間のコミュニケーション能力を向上させるよう取り組んでいます。
テーマに沿って学ぶ修学旅行
本校では、6年生の修学旅行はキリスト教の平和を愛する心を学ぶ平和学習の一環として広島・大阪方面への修学旅行を1995年から続けていました。
しかし、2021年度は新型コロナウィルス感染症蔓延防止に伴う処置として、宮城県三陸及び岩手県に行先を変更しました。テーマを「命を守る学習」として、学びを続けました。
2023年度から広島・大阪方面の修学旅行に戻し、平和とは何か、命を守るということはどんなことか、これからの世界を担うために被爆地を訪れて学習します。
1日のスケジュール ~ある日の1年生の教室~
学校での生活は、8時25分からの朝礼と読書の時間で始まります。
2時間目の後は長めの休憩時間。この日は上級生も一緒になって、校庭で縄跳びをして体力づくりに励みました。
お昼になったらお楽しみの給食です。子供たちはこの時間が大好きです。今は新型コロナウィルス感染症対策のため、1~3年生と4~6年生が時間差で給食を頂いています。黙食を実行していますが、おいしい給食に笑みがこぼれ落ちます。
午後の授業の後、帰りの会を終えたら下校時間。保護者の方がお迎えに来るまで、上級生と一緒に遊んでいました。