引地 真美 先生
本校は読書習慣の確立に力を入れています。毎朝10分、朝読書の時間を設けています。静かな雰囲気の中で本を読むことで、学習の理解力だけでなく授業での集中力も身に付きます。また、1年生から専科の科目があり担当教師がより専門的な見地から指導にあたっています。音楽や絵画で表現し、他の作品を鑑賞する芸術活動を通して豊かな感性を育み、教科では好奇心を強め、自ら探求し学ぼうとする姿勢を育んでいます。
今野 愛恵 先生
聖ドミニコの教えに倣い、「対話」を大切にしています。一人ひとりが考えをもち、「対話」を通してお互いの良さや違いを認め合っています。また、知の育成として英語・音楽・図工等の専門教科の学びを通して子供たちが新しい世界に触れ、自分の可能性を広げていきます。さらに話し合いや協働の活動を通して考える力を育て子供たちの気づきがみんなを豊かにする学びに努めています。共に学び合い、感謝と思いやりあふれる学校を目指しています。
藤巻 義也 先生
聖ドミニコ学院小学校に通う子どもたちは、自分たちのことを「ドミニコファミリー」と呼びます。4月、入学したばかりで不安な1年生には、1人1人に担当の6年生が付き、1か月かけてドミニコ小の過ごし方を教えてもらいます。1年生でそのような体験をした子どもたちは学年が上がると今度は進んで下級生を可愛がり、下級生は上級生の姿を見て憧れ、真似をして、ドミニコ生としての在り方を学んでいくのです。ある1年生は、「ぼくは家では一人っ子だけど、学校に来るとお兄さんお姉さんがたくさんいる。」と言っていました。我々教師は、そんな「ここにしかない」家族のようなコミュニティを守り、子どもたちが豊かに絆を育んでいける学校づくりに力を尽くしていきたいと思っています。