今回は、宮城県美術館県民ギャラリーで開催中の「第21回聖ドミニコ学院小学校児童絵画展」についてお知らせします。
本校では、週2時間の図画工作の時間は図工専科教員が指導にあたっています。そのため1年生から6年生までの6年間を通して、一人一人の個性を大切にしながら成長を見守ることができます。
毎年この時期に開催される絵画展には、全学年児童が、自画像・版画・写生会の絵と、3点ずつ出展しています。
各学年の写生会での作品をご紹介します。
毎年6月に行われる写生会。今年は全校で大崎八幡宮に出かけ、大きな鳥居や社殿を描こうとみんな楽しみにしていましたが、残念ながら当日は雨。そこで、学校の中の風景を切り取り、写生することになりました。
1年生 聖堂のステンドグラス
同じものを見ているはずなのに、色も形も一人一人違います。華やかなステンドグラスの光と共に、荘厳なパイプオルガンの音が聞こえてくるようです。
2年生 みんなのアイドル うさぎのクロちゃん
校庭に遊びに行く子供たちは必ずクロちゃんの前を通り、「クロちゃん、元気?」と声をかけていきます。クロちゃんも子供たちを見送ってくれています。
3年生 幼稚園
同じ敷地内にある聖ドミニコ学院幼稚園の園舎。卒園した子供たちの絵には、楽しかった思い出があふれているようです。
4年生 理科室
理科室は子供たちにとってどきどきわくわくの宝箱のような場所。人体模型や骸骨、顕微鏡を題材に、細かいところまでこだわり、丁寧に描きました。
5年生 体育館の倉庫
体育大好き!!の子供たち。普段はあまりじっくりと見ることがなかった倉庫の中で、眠るように収まっていた体育用具たちを主役にしました。
6年生 ボイラー室
これまでの写生会ではピロティ(中庭)や昇降口を描いてきましたが、今回はなんと「ボイラー室」に初挑戦! パイプの曲がり方や壁の色などの特徴を捉え、無機質な世界を個性豊かに描いています。
この他にも、昔話をテーマに学年ごとに異なる技法で制作した版画や、全児童が毎年必ず描く自画像と、見どころ満載の絵画展となっています。
1年「りゅうのめのなみだ」
4年「ももたろう」
絵画展は7/31(日)までです。皆様、どうぞお越しください。